ブックレビュー
 ブックレビュー
「つり道楽」 
  
  嵐山光三郎 著
 
    光文社文庫 (619円 税別) 




釣りほど楽しいものはない
タコの介の釣果倍増計画を描く


  この春、タコの介は嵐山光三郎の本を企画・構成して出版しました。書名は「つり道楽」(光文社文庫)。タコの介が編集長を務めていた沖釣り専門誌「つり丸」に連載していた原稿をまとめたものです。
初心者の嵐山がタコの介の手練手管でいっぱしの沖釣り師に成長していく様子をつづった爆笑釣行記です。
 本書は14章からなっていて、マダイからスルメイカ、タチウオ、カワハギ、ワラサ、キハダまで超高級魚の釣行記が並びます。1章1魚種の構成になってます。
各章では「タコの介の釣果倍増計画」と題してその釣りのキモを紹介したコラムをタコの介が書いていいます。これを読むだけでその釣りものがコンパクトに理解できるように工夫されています。
 もちろん、釣りに興味がなくても、なぜ釣り人があんなに釣りに熱中してしまうのか。そのサガが理解できると、人間てなんておバカで素晴らしいんだと感激していただくことができます。
 巻末の「解説」もタコの介が担当しました。「釣りなんてめんどうだ」とタコの介が釣りに誘ったとき、まったく興味もなかった嵐山光三郎が、いかにして沖釣りにのめり込んでいったか。その真実も赤裸々に暴露してます。
 「釣りがこれほど楽しいとは思っていなかった」と本人も言うほどの釣りの楽しさが凝縮された一冊。釣りをする人もしない人も、腹を抱えて楽しめます!どうかご一読を。    

 


  2013年6月11日(火)

樋口 正博 (ひぐち・まさひろ)
1952年、長野県生まれ。
釣り専門誌の編集長を経てEditor&Writer。へら師にしてフライフィッシャーマン。そしてパラ愛好家。庭、釣り、農、酒を通して社会を見つめている。通称「タコの介」。Twitterのアカウント@takonosuke7
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